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『ソロモン海に双頭の大蛇を見た』
play:08.01.05
writing:0801.07
「我が部隊に、艦隊決戦砲が配備されさえすりゃあ、ソロモンに侵攻中の連邦主力艦隊なぞ一瞬で灰にしてやるぜ」
とは、ソロモン防衛に当たっていた我が部隊所属の砲術長
ヘンメ大尉の言葉。
その言葉が“上”に届いたのか否か、ソロモン防衛戦の最中、我が部隊に
開発が中止されたはずの艦隊決戦砲ヨルムンガンドが配備された。しかも2基。
各種ゲルググやリックドムなど最新鋭MSが数多く配備されている中、旧世代の遺物といえるこの巨砲が我が隊に配備されることになるとは、正直困惑せざるを得ない。
確かに、机上のポテンシャルは高く、能力が計り知れない分
期待を持てる部分もあるのだが、この重要な局面へ確実性に欠ける兵器を投入して良いものだろうか。
だが、そんな部隊指令の懸念とは裏腹に、ヘンメ大尉を中心とした所属士官の士気は変な方向へと急上昇。もはや躊躇する余地もなく我が部隊はソロモン宙域へと出撃。双頭の大蛇をもって連邦の主力艦隊と対峙することとなった。
編成
01:ヘンメ大尉+ヨルムンガンド+高出力ジェネレーター
02:ソンネン少佐+ヨルムンガンド+高出力ジェネレーター
艦長:モニク特務大尉
母艦の両サイドに巨砲が並ぶ陣容は、友軍から見ても異彩を放っていたことであろう。
だが、そんなことはお構いなしに巨砲へと乗り込むと、砲撃手であるヘンメ、ソンネンの両名はコントロールパネルへ指を走らせ、発射準備を整えていく。
「さあ、いつでもきやがれってんだ!」
敵艦に睨みをきかせつつ、チャージ完了のときを待つ。人生でもっとも長い40秒のカウントダウンである。しかし、高まる気持ちとは相反して、チャージ式の核融合プラズマ砲しか武装を持たない双頭の大蛇は、巨砲の発射体勢が整うまで巨大な的以外の何物でもなかった。
気がつけば、ソンネン少佐が砲撃を任された2番基に敵MS群の攻撃が集中。開戦早々轟沈。無事チャージが完了した1番基も砲撃体勢に入ったときには、もう爆砕寸前の状態だった。
「やはり、旧世代の遺産では・・・」
否応にもそんなムードが艦内に漂い始める。そんな刹那である。
「大砲屋の意地を見せてやるぜぇっ!!」
砲術長の絶叫が、開きっぱなしの回線から艦内(オレ様の脳内w)に飛び込んできた。
半瞬後、閃光と共に1番基が初弾を発射。
観測機からの観測データ未到着だったため、ヘンメ砲術長が長年の経験で培った勘で目測しての砲撃。
その砲弾は、目前に迫ったペガサス級揚陸艦を中破。破壊には至らなかったものの、その只ならぬ破壊力を知らしめるに至った。
だが・・・。
間もなく、再チャージに入ったヨルムンガンド1番基も、敵MS群の強襲を受け轟沈。双頭の大蛇は、戦局を変えることなく漆黒のソロモン海へと消えていった。連邦主力艦隊殲滅の夢を、その胸に抱いたまま・・・。
だが、我々は諦めはしない。この兵器にかける男たちの熱い情熱がある限り、大蛇は何度でも牙をむく。いつの日か連邦艦隊を丸呑みにする日が来ることを信じて・・・。
ってことで、無謀な超ロマンデッキでのコンピ戦は散々な結果で終了。やはり、本気で勝ちにいくのならば、ガード役のMSも出した方がイイかもしれませんねえ。次の機会にはワシヤ君のヅダをガード役で出してみましょう。
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